E&T事業部
E&T事業部とは
精密な操作パネルユニット
を設計から一貫製造
設計段階からの技術提案を行い、スクリーン印刷技術を応用して、
樹脂シートやパネルに精密な回路やスイッチを形成し、
操作パネルのユニット製品を一貫製造しています。
新たな技術領域として、印刷による細線形成技術を使った
微細な回路部品の開発に進出し、
従来とはまた異なる市場の開拓に挑戦しています。
事業領域・分野を知る
高精度印刷で先端的
エレクトロニクス分野に挑戦
シルクスクリーン印刷の原理を使った、超精密なパターンや膜の形成技術をコア技術としています。これをベースに、回路設計や表面処理、表面実装、加工・成形の技術も組み合わせ、操作パネルやメンブレンスイッチのユニット製品から様々な機能を持つ樹脂シート製品までを設計・製造します。
メンブレンスイッチはシート状のスイッチで、家電製品でもお馴染みのものです。操作パネルは自動工作機や医療用機械などに装備されるものが多く、ユーザーとマシンとのインターフェースとして多様な機能が組み込まれます。加工も高精度なものになり、クリーンルーム内で行われます。また、デザインと操作性にも特色ある提案が求められます。
このほか、透明フィルムヒーターや電磁波シールドシートなど、機能性を持つシートの開発、製造も行っています。
また、導電インクの微細な印刷による細線回路の形成は、従来のエッチング方式に比べてプロセスが短縮でき生産効率が高まります。操作パネルに次ぐ事業の柱となることが期待され、若い技術者の新たな活躍の場となっています。
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スクリーン印刷
オープニング(糸と糸の間の空間)から、スキージ(ゴムヘラや金属のヘラ)を使用してインクを押出し印刷する方法。
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クリーンルーム
ホコリやゴミなどの浮遊物質や異物が無いクリーンな状態を保った空間。湿度・温度も一定の基準で制御している。
仕事を知る
E&T事業部の仕事
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製 造
自動工作機や医療機械をはじめ、エレクトロニクス製品の操作パネル、メンブレンスイッチの精密印刷、回路形成、表面加工からユニット組立までを行います。
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設 計
こういうものができないか?というお客様の要望や仕様書を元に、操作パネルやスイッチの設計を行います。機構設計、電気設計のコンビネーションで進みます。
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開 発
印刷技術を利用した精密パターン形成、表面処理の製造技術の開発が中心となります。特に化学系のインキと溶剤、マスキングに関する研究開発は重要テーマです。
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営 業
工作機、医療機器関連などのメーカーを担当し、新製品の操作パネルユニットなどの試作と製品化を受託し、社内の技術部門をつないで提案を行っていきます。